キヤノン電子が2018年12月13日、宇宙事業に関するコンテンツページを公開しました。
公開したコンテンツで、キヤノン電子が宇宙事業に挑戦しようとした経緯、超小型衛星の量産化を現在進めていることや、人工衛星が撮影した画像を提供するビジネスを展開していく予定であること、さらに将来的にはロケット開発や、ロケットの発射場の建設を予定していることなどが書かれています。
キヤノン電子といえば、JAXAのSS-520のアビオニクス(ロケットに搭載される電子機器のこと)に関わっていたことが知られていますが、将来的にはロケットそのものの製造まで考えているとは驚きです。尚、同社の量産型人工衛星は来年2019年にロケットラボ社のエレクトロンロケットでの打ち上げが予定されています。
公開したコンテンツの中で、2017年6月23日にインドのPSLVロケットで打ち上げたキヤノン電子製の地球観測光学技術実証衛星「CE-SAT-I」から撮影した写真を公開しています。
CE-SAT-Iに搭載されているCANON製の一眼レフカメラ EOS 5D markⅢやCANON製コンパクトカメラ「Power Shot S110」で撮影された画像はとても美しいのので、是非ご覧になってください。
スペースワン社の目指す未来は？国際航空宇宙展2018で語られたこと
エレクトロンロケットで、キヤノン電子の量産型人工衛星2019年に打ち上げへ
宇宙関連事業 | キヤノン電子 株式会社
https://www.canon-elec.co.jp/space/
Wrote: わたなべ