スペースワン社の目指す未来は?国際航空宇宙展2018で語られたこと

国際航空宇宙展2018でスペースワン社の取締役阿部耕三氏が同社の現状や将来のビジネスについて紹介したことが記事になっています。
スペースワン社は2018年7月2日に設立されたキヤノン電子やIHIエアロスペースなどが株主である小型ロケット開発会社です。

講演の中で、今後の小型ロケットの需要の伸びを予測して事業性があると判断したこと、世界最小の軌道ロケットとして認定されたJAXAのSS-520の下請けとして関わったことが、かけがえの無い経験であったことなどが語られたことがわかります。

射場については、過去に候補地が記事になったこともありますが、今回の講演で明言はされなかったようです。

スペースワンは「世界で一番頻度が高く契約から打ち上げまでが短い会社」を目指し、そのためには固体燃料ロケットが有利であることの理由も述べられたので、詳しい内容についてはリンク先をご覧になってください。

設立以来あまり外部に情報を出していなかったスペースワンですが、この講演によって同社の進める宇宙ビジネスが明らかになってきました。
2021年に予定されているサービスインに向けてどのように進めていくのか気になります。これからのスペースワン社の動きには注目ですね。



スペースワン講演@国際航空宇宙展2018年 – Togetter
https://togetter.com/li/1293243



謎のロケット企業スペースワンが目指す「宇宙宅配便」-国際航空宇宙展2018 | マイナビニュース
https://news.mynavi.jp/article/20181130-733344/





Launch Your Space Business | SPACE ONE
https://www.space-one.co.jp/

過去記事

キヤノン電子やIHIエアロら、「スペースワン」小型ロケット運用へ

Wrote: わたなべ