少し前の記事ですが、キヤノン電子の量産型人工衛星が2019年に打ち上げられると報じられました。
この記事の中で、スペースフライト社が、キヤノン電子の人工衛星打ち上げを含む3回の打ち上げに関して、アメリカとニュージーランドのロケット開発会社ロケット・ラボのエレクトロン・ロケット3機の打ち上げ契約を交わしたとあります。
ところで、ロケット・ラボ社のエレクトロンロケットは6月末に予定していた打ち上げを、モーターコントローラーの動作確認のため、断念しています。4月の打ち上げを延期した後の、再挑戦の打ち上げ予定であったので、再延期となったことで関係者は悔しい思いをしているのではないかと思います。
先日発表した3機の打ち上げを成功させるために、慎重に開発を進めているのかもしれませんね。
注記
スペースフライト社:民間ロケット打ち上げ時の主要ペイロード以外の空きスペースを紹介し、そのスペースを販売する事業を展開する。
三井物産が出資している。
The team is standing down from this launch window to take a closer look at the motor controller behavior again. We're still not happy with the data, and as we all know, the only metric that counts in the launch business is 100% mission success.
— Rocket Lab (@RocketLab) June 28, 2018
キヤノン電子の宇宙ビジネスに対する取り組み
http://www8.cao.go.jp/space/seminar/fy26-dai1/hayakawa-1.pdf
Wrote: わたなべ