ULA アトラスVロケットで通信衛星2機を打ち上げ

 ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)はアメリカ現地時間2022年10月5日に、「アトラスV」ロケットの打ち上げを行い、搭載されていた人工衛星は無事に軌道へ投入されました。

 「アトラスV」ロケットは全長58.3m・直径3.81m・重量334.5tの2段式のロケットです。初打ち上げは2002年8月です。

 今回打ち上げられた人工衛星はボーイング衛星システムズが設計・製造したCバンド通信衛星SES-20、SES-21です。これらの衛星は北アメリカ向けにデジタル放送サービスを提供するとともに、アメリカ全土を対象とした5Gサービスの拡大に貢献することも目的とされています。

  なお、2021年8月、ULAはアトラスVの販売停止を発表しており、後継機として「ヴァルカン」ロケットを開発中です。

参考URL

ULA、米国SES社の通信衛星2機を打ち上げ 米国内の5Gサービス拡大にも関係



https://www.ulalaunch.com/missions/missions-details/2022/10/05/united-launch-alliance-successfully-launches-two-key-ses-commercial-c-band-satellites


Wrote: わたなべ