中国は現地時間の2022年9月25日に、中国国営企業が開発した「快舟1A」ロケットの打ち上げを実施したと報道されています。ロケットの打ち上げは無事に成功し、搭載された2機のペイロードは狙いの軌道に投入されたようです。
「快舟1A」ロケットは全長19.4m・直径 1.4mの液体燃料の4段目と固体燃料の3段で構成されたロケットです。中国航空宇宙科学産業集団公司の子会社であるExPaceが開発しています。2017年1月に初めて打ち上げが行われ、 人工衛星を軌道に投入するのに成功しています。
今回打ち上げられたペイロードは、試験14号(Shiyan14)と試験15号(Shiyan15)と呼ばれる人工衛星です。試験14号は科学実験や技術検証に、試験 15号は第 509 中国 SAST 研究所によって開発され国土調査や都市計画、防災の分野で利用されるとのことです。
なお、中国の人工衛星、試験13号は長征2Dによって2022年1月に打ち上げられております。
Wrote: わたなべ