インターステラテクノロジズ 新射場の着工を発表!

 2022年9月8日、インターステラテクノロジズは超小型人工衛星用ロケットZEROの打上げに対応した新射場「Launch Complex-1(LC-1)」が、北海道大樹町の宇宙港「北海道スペースポート(HOSPO)」内で着工したと発表しました。

 インターステラテクノロジズが開発している超小型人工衛星用ロケットZEROとは、全長24m・直径1.7m・重量33tの2段式ロケットで、 100kgまでの超小型人工衛星を宇宙にまで運ぶ性能を持つ予定です。数年前からZERO用のエンジン開発に取り組んでいます。

 ZERO打上げに対応した新射場は、北海道大樹町が整備し2023年度に完成予定。建設地は、観測ロケットMOMOの射場「Launch Complex-0(LC-0)」の隣です。この射場は打上げ方向の東と南が太平洋にひらかれおり、空路や海路が混み合わず晴天率が高いなど、好立地にあるのが特徴とのこと。

 インターステラテクノロジズがZEROの打ち上げに対応した新射場の着工を始めました。新射場の完成が2023年度を予定しているということは、ゼロの打ち上げも早ければ来年度中に行われるのかもしれませんね。新射場の完成と併せてZEROの初打ち上げも待ち遠しいですね。

参考URL

【プレスリリース】超小型人工衛星用ロケットZERO、打上げ対応の新射場が着工しました


Wrote: わたなべ