米宇宙軍の燃料補給衛星の開発をOrion Spaceが受注

 米国 のOrion Spaceは現地時間2022年8月16日、米国宇宙軍から静止軌道上での実証実験「Tetra-5」ミッションで3機の小型衛星の開発を受注したと発表しました。

 「Tetra-5」ミッションとは、3つの小型衛星を静止軌道に打ち上げ、静止衛星の寿命を延ばすために、人工衛星に燃料の補給を行う実証実験です。そのため3 つの衛星はそれぞれ、ランデブーおよび近接操作用のセンサーと、燃料補給用のドッキング インターフェイスを備えることになります。

  Orion Spaceは2005年に設立された企業です。過去には、米国宇宙軍から気象衛星の開発を受注した実績があります。

 米国宇宙軍が人工衛星に燃料を補給する実証実験を計画しています。人工衛星の種類にもよるとは思いますが、燃料を補給して寿命を伸ばした方が、新しい人工衛星を開発して打ち上げるよりもコストは低そうですね。

参考URL

米宇宙軍が宇宙ガソリンスタンド衛星に熱視線。実績豊富なOrion Spaceが開発を受注【宇宙ビジネスニュース】



Space Force looking at what it will take to refuel satellites in orbit



https://www.orionspace.com/post/orion-space-solutions-team-selected-to-lead-u-s-space-force-tetra-5-mission


Wrote: わたなべ