中国 地球観測衛星「遥感35号03」打ち上げ!

 中国は2022年7月29日に、「長征2D」ロケットの打ち上げを実施し、搭載されていた3機の人工衛星は予定の軌道に投入されたことが報じられています。

 搭載されていた人工衛星は、地球観測衛星「遥感35号03(Yaogan 35 Group 03)」です。「遥感」はリモートセンシングを意味し、「35」は軌道傾斜角が35度であることを意味し、「03」は3グループ目であることを意味しています。「遥感35号01」は2021年11月6日、「遥感35号02」は2022年6月23日に打ち上げられています。

 今回打ち上げられた人工衛星3機はほぼ同じ軌道を飛ぶ人工衛星グループで、約100kmの間隔を開けて飛んでいます。これは各人工衛星への電波到達時間の差から地上の電波送信源の位置を割り出すためと考えられています。

 中国の「遥感35号」衛星は前回の打ち上げから約1ヶ月で今回の打ち上げを行いました。これからも同様の軌道に「遥感35号」シリーズの人工衛星が投入されていくのかもしれません。

参考

中国、地球観測衛星「遥感35号03」を打ち上げ



https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A5%E6%84%9F%E8%A1%9B%E6%98%9F


Wrote: わたなべ