中国は現地時間2022年7月27日に、中国科学院の子会社が開発した「力箭一号」ロケットの打ち上げを行い、搭載されていた人工衛星6機は無事に予定の軌道へ投入されたことが報じられています。
力箭一号ロケットは、中国科学院(CAS)の子会社「CAS Space(Beijing Zhongke Aerospace Exploration Technology Co.)」が開発した固体燃料ロケット。大きさは全長30m、コアステージ直径2.65m、フェアリング直径2.65mです。高度500キロメートルの太陽同期軌道に1500kgを搭載でき、中国の固体燃料ロケットとしては積載量が最大です。
https://www.bilibili.com/video/BV1cg411f7w1
打ち上げられた6基の衛星はそれぞれ、宇宙新技術試験衛星、軌道大気密度探査試験衛星、低軌道量子鍵配送試験衛星、電磁アセンブリ試験衛星2基、南粤科学星で、宇宙探査や大気密度測定などの関連技術の検証・試験応用に用いられるとのこと。
中国が新しいロケットを完成させ、打ち上げを成功させました。今後どのようなペイロードの打ち上げに使用されるのか注目ですね。
https://news.yahoo.co.jp/byline/akiyamaayano/20220727-00307530
https://www.recordchina.co.jp/b898521-s6-c20-d0189.html
Wrote: わたなべ