2022年7月12日、米航空宇宙局(NASA)は、James Webb Space Telescope(ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡)が撮影した画像を公開しました。
ジェイムズ・ウェップ宇宙望遠鏡はハッブル宇宙望遠鏡の後継機で、2021年12月に打ち上げが行われました。口径6.5mの主鏡によって、優れた感度と空間分解能で赤外線を観測する望遠鏡です。
最初に公開された画像は、「とびうお座」の方向の約42億4000万光年先にある銀河団「SMACS 0723-73」を捉えたものです。ジェイムズ・ウェップ宇宙望遠鏡の近赤外線カメラ(NIRCam)によって、合計12.5時間のさまざまな波長の画像から作成されています。
ついに、ジェイムズ・ウェップ宇宙望遠鏡で撮影された画像が公開されました!今回公開された画像は伸ばした腕の指先にある砂粒と同じくらいの大きさに見える範囲のものとのことです。重力レンズによって歪められて見える銀河が数多く見られます。まだ最初の画像が公開されたところですが、これからジェイムズ・ウェップ宇宙望遠鏡が見せてくれる成果に期待が高まります。
Image Credit: NASA, ESA, CSA, STScI
https://www.nasa.gov/image-feature/goddard/2022/nasa-s-webb-delivers-deepest-infrared-image-of-universe-yet/
Wrote: わたなべ