国際宇宙ステーションの新モジュールとしてロシアが開発している「ナウカ」の打ち上げが近づいています。
当初2021年7月15日とされていた打ち上げ日時が日本時間7月21日23時58分に再設定されたと発表がありました。ナウカの打ち上げにはロシアのプロトンMロケットが使われます。打ち上げ後は8日間かけて移動し、日本時間7月29日に国際宇宙ステーションにドッキングします。ドッキングする場所はロシアのモジュール「ズヴェズダ」の下部にあるドッキングポートだそうです。今はピアースと言うエアロックのモジュールがドッキングしていますがナウカのドッキングに合わせてピアースはドッキングが解除され大気圏へ焼却廃棄されるそうです。ピアースのドッキング解除は7月23日だそうです。
ナウカの打ち上げ日変更理由はフェアリングへの格納後ナウカへ燃料補給を行おうとした時、ナウカ外部の機体の姿勢を把握するセンサー「スタートラッカー」が断熱材で保護されていないことがわかり、問題解決のためにはフェアリングを取り外し作業する必要が出てきたので時間がかかると判断したためだそうです。
Wrote: 寺地