現地時間2021年7月20日ブルー・オリジンがサブオービタルロケット「ニュー・シェパード」の打ち上げを行います。高度100kmのサブオービタルへの初の有人打ち上げでブルー・オリジン創業者のジェフ・ベゾス氏と兄弟のマーク・ベゾス氏が搭乗すると発表がありました。
サブオービタル飛行（sub-orbital flight）とは、砲弾のように放物線の軌道を描く飛行のことで、ロケットや弾道ミサイルの飛行を指します。宇宙開発の領域においては、地上を出発して高度約100kmまで上昇した後、地球周回軌道（オービタル）に乗らずに弾道軌道を描いて地上へ帰還する打ち上げ方式となります。無重力状態を数分間体験することが出来ます。ニュー・シェパードはこれまで無人での打ち上げを15回行ってきました。そしていよいよ有人での打ち上げとなります。
ブルー・オリジンは一緒に搭乗する搭乗者をオークションで募集しています。6月12日に決定するようです。入札額は350万ドルだそうです。このオークションでの落札金額は同社の非営利団体「Club for the Future」に寄付されるそうです。
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ベゾス氏はインスタグラムに投稿した動画の中で、「人生でずっとやりたかったこと。これは冒険で、意味のあることだ。」と話しており、兄弟のマーク氏は「このような冒険だけでなく、親友（ジェフ氏）と一緒にできるという素晴らしい機会だ。」とコメントしています。
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Wrote: 寺地