NASAが中心で進んでいる月面基地と月軌道ステーションを運用するアルテミス計画で月面探査車がロッキード・マーチンとゼネラルモーターによって共同開発されると発表がありました。
月面探査車は、遠隔操作や自動運転技術などが搭載され宇宙飛行士が降り立つ地点に事前に待機してすぐに乗り込むことができるようになるそうです。月面探査車は打ち上げ時の衝撃、月での温度変化や放射線など様々な過酷な状況に耐えなければならず開発は大変です。これまで探査機や宇宙船の開発や製造など行ってきたロッキード・マーチンは経験を生かしバッテリー技術や自立運転技術の開発サポートをします。ゼネラルモーターはアポロ計画でも月面走行車開発した実績がありその技術を生かし再び新たな月面探査車を開発します。
アルテミス計画は2021年11月にNASAの新型ロケットSLSによって無人でのオリオン宇宙船の月往還飛行を目的とした打ち上げからスタートします。アルテミス計画は月でのステーションの建造や月着陸船の開発など数年かかる計画です。日本も参加して物資を運んだり宇宙飛行士を派遣したするのだと思います。今回発表になった2社により共同開発される新たな月面探査車どんなものになるのか今後注目ですね。
Wrote: 寺地