日本時間2021年4月9日16時42分、バイコヌール宇宙基地よりロシアのソユーズロケットが打ち上げられました。打ち上げから約3時間半後地球を2周して20時5分に国際宇宙ステーションに到着しました。
ソユーズMS-18には3名のクルーが搭乗しました。ロシアのピョートル・ドゥブロフ飛行士とオレッグ・ノヴィツキー飛行士、アメリカのマーク・ヴァンデ・ヘイ飛行士の3名です。
3名の飛行士は長期滞在中にロシアの新たな科学実験モジュール「ナウカ」のドッキングミッションが行われる予定です。ロシアのオレグ・ノヴィツキー飛行士とピョートル・ドゥヴロフ飛行士は地上でナウカのドッキングのための訓練を行っていたそうです。宇宙ステーションに新たなモジュールがドッキングされるのは10年ぶりです。
今回打ち上げられたソユーズMS-18は、4月12日に人類初の宇宙飛行(1961年のボストーク1号)から60周年となるのを記念し、最初に宇宙飛行をしたガガーリンにちなみ「ユーリイ・A・ガガーリン」と名付けられています。
ー引用ー
今回のソユーズ宇宙船の打ち上げに続いて、4月17日にはキャスリーン飛行士を含む第64次長期滞在クルーが地球へ帰還します。スペースX社のクルードラゴン宇宙船運用2号機は4月22日に打ち上げられる予定です。この宇宙船にはJAXAの星出彰彦飛行士が搭乗します。そして4月28日にはJAXAの野口聡一飛行士を含んだ4人の飛行士が地球へ帰還します。
ー引用終わりー
Wrote: 寺地