2020年7月に打ち上げられた中国初の火星探査機「天問1号」が火星から約110万kmの位置にいるそうです。その天問1号が火星から約220万kmの位置で写した白黒の火星の画像が届きました。天問1号は順調に火星に近づいています。火星の周回軌道には2月10日頃に入る予定です。
天問1号は、軌道周回機、着陸機、探査車で構成されています。軌道周回機には各種カメラや磁力計、地中探査レーダー、赤外線分光計、荷電粒子・中性粒子センサーが搭載されています。探査車は、太陽光で駆動し航法や探査に使うカメラやレーザー誘起ブレークダウン分光計、磁場検出機、地中レーダーなどが搭載されていて、約90日の探査で地形や地質、気候など調査する予定です。
天問1号のシステムは良好な状態だと発表されています。順調にいけば5月頃に隕石の衝突で生まれた巨大なユートピア平原に探査車を着陸させるとの事です。中国初の火星探査に注目が集まりそうですね。
https://news.livedoor.com/article/detail/19655161/
Wrote: 寺地