アメリカのアマゾン社の創業者ジェフ・ベゾス氏の出資するブルーオリジン社は日本時間2021年1月15日に自社の開発するロケット「ニューシェパード」の試験打ち上げを行いました。打ち上げから2分30秒後ブースターとカプセルが分離、高度は107kmに達しました。その後ブースターとカプセルは地上に帰ってきました。ニューシェパードは再使用型のロケットで打ち上げたブースターはスペースXのロケットのように地上に帰ってきます。カプセルはパラシュートによりゆっくり地上に帰ってきます。
ブルーオリジンのニューシェパードは、宇宙旅行者を乗せ高度100kmの宇宙空間で無重力状態を体験できるようになるロケットです。カプセル内には座席が6席用意され、有人飛行に向けたアップデートもされています。
まだ有人飛行のスケジュールは未定のようですが、そろそろ行われるのではないでしょうか。
ー引用ー
今回使用されたカプセルには、搭乗した宇宙飛行士の体験を向上させるための設備が導入されました。カプセル内には6つの客席となるシートがあり、マイク付きのスピーカーやミッションコントロールセンターと通話できるPush-to-Talk(プッシュ・トゥー・トーク)ボタン、重要なメッセージを表示するためのパネルが各席に取り付けられています。また、カプセル内の環境雑音を減らすクッションや装置、温度や湿度の調節を行う環境システム、二酸化炭素を除去するシステムが搭載されました。これらの設備により、宇宙旅行がより身近になると考えられます。
ー引用終わりー
https://sorae.info/space/20210118-blue-origin.html
Wrote: 寺地