NASAの火星探査ミッション「マーズ2020」の火星無人探査車「Perseverance(パーセベランス)は2021年2月18日に火星に着陸する予定で現在も移動を続けています。

　パーセベランスの着陸予定の場所は、クレーターでかつて湖だった場所だそうです。そこを探査しながらサンプルの採取を行います。もしかすると火星の生命の痕跡が見つかるかもしれません。

　パーセベランスが採取したサンプルは、「マーズ・サンプル・リターン(MSR)」と呼ばれる別なミッションによって地球にもたらされます。2020年代後半にサンプル回収着陸機(Sample Retrieval Lander)と地球帰還周回機(Earth Return Orbiter)の2機を打ち上げ、パーセベランスが採取したサンプルを受け取り、サンプル回収着陸機に搭載された小型ロケットを使い火星から飛び立ちます。その後地球帰還着周回機とドッキングし地球へ向かうと言う構想だそうです。地球への帰還は2030年代だそうです。

　先日NASAはパーセベランスの着陸の様子をCGで表現した新たな映像を公開しました。いよいよパーセベランスの火星到着が迫りパーセベランスの探査ミッションが楽しみですね。

参考URL

パーセベランスのCG動画

マーズ・サンプル・リターン計画のニュース
https://news.mynavi.jp/article/20201223-1606798/

Wrote: 寺地