通信アンテナ改修、7ヶ月ぶりボイジャー2号へコマンド送信

惑星探査機ボイジャー1号、2号は太陽圏を脱し星間空間を航行しています。今年(2020年)の3月中旬からボイジャー2号にコマンド送信を行っていた通信アンテナ「DSS43」が改修作業のためコマンド送信ができなくなっていました。オーストラリアのキャンベラに設置されているアンテナでアポロ17号の頃から使われていたアンテナだそうです。

ボイジャー2号側からの観測データに関してはキャンベラにある34mの通信アンテナ3基を同時に使い受信しているそうです。

10月29日にDSS43から久々にコマンド送信が行われました。ボイジャー2号はコマンドを受信したことを示す信号を返してくれたので無事コンタクトできることがわかりました。通信アンテナDSS43の本格運用は2021年2月になる予定だそうです。ボイジャー1号、2号は地球から180億km以上も離れたところを移動しています。まだ未発見のものを今後届けてくれるのではと期待しています。

ー引用ー

ディープスペースネットワークのアンテナは南半球のオーストラリアだけでなく北半球のアメリカ(ゴールドストーン)とスペイン(マドリード)にも建設されていて、「ボイジャー1号」とは北半球のアンテナを使って通信することが可能です。

ー引用終わりー

参考URL

参考URL

sorae
https://sorae.info/space/20201106-voyager2.html



NASAボイジャーのサイト
https://voyager.jpl.nasa.gov/mission/status/


Wrote: 寺地