JAXAは2020年11月29日午後4時15分から6時15分の間にH-ⅡAロケット43号機の打ち上げを行うと発表しました。フェアリングには、通信衛星「光衛星間通信システム(LUCAS)」が搭載されます。
これまで観測衛星などの観測データを地上局に送るのに静止衛星を中継して送っているのですが1周(90分)の間に静止衛星にデータを送れるタイミングが10分しかありませんでした。それが今回打ち上げるLUCASを使う事で通信視野が広がり静止衛星との通信が40分行えるようになるそうです。光技術を用いたLUCASにおける通信容量は1.8GbpsとなりDRTSの7倍以上高速化され、 さらにアンテナ径は14cmとなり、約1/30と大幅に小型化されているそうです。この技術により衛星間でのより大容量の通信を行うことができるようになるのだそうです。
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Wrote: 寺地