ISS長期滞在クルーがソユーズ宇宙船にて帰還

 日本時間10月22日ソユーズ宇宙船が大気圏へ再突入、パラシュート降下によって地球に帰ってきました。

 国際宇宙ステーション(ISS)にて長期滞在していた宇宙飛行士が任務を終えての帰還です。帰還した宇宙飛行士は、NASAのクリストファー・キャシディ氏、ロシアのイヴァン・ヴァグナー氏、アナトーリ・イヴァニシン氏の3名です。第63次長期滞在クルーとして、約196日間ISSにて滞在されました。

 ISSの長期滞在クルーは次の第64次のクルーに引き継がれます。11月に打ち上げ予定で、スペースX社のクルー・ドラゴン運用1号機にて宇宙ステーションに向かいます。次の長期滞在クルーには野口聡一宇宙飛行士も参加して行われます。活躍が期待されますね。

 同じタイミングで10月23日に萩生田文科大臣の記者会見でアメリカ主導で建設予定の月周回ステーション「ゲートウェイ」のクルーに日本人宇宙飛行士を募集することが発表されました。それに伴い、2021年秋頃から新たな宇宙飛行士の募集を始めるとのこと。何名採用されるかまだわかりませんが、月へ行くだけでなく、月へ降り立つミッションもあるかも知れないので、興味がある方は大勢いるのではないでしょうか。新たな若い宇宙飛行士の誕生も楽しみですね。

参考URL

Sorae
https://sorae.info/space/20201023-iss.html



Yahooニュース記事
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6374485


Wrote: 寺地