宇宙望遠鏡「TESS」打ち上げで、“第2の地球”発見が促進!

観測できる範囲がこれまでの宇宙望遠鏡よりも格段に広い新型宇宙望遠鏡「TESS」が、現地時間の4月16日午後6時半すぎ、日本時間の17日午前7時半すぎに、フロリダ州にあるケープカナベラル空軍基地から打ち上げられ(現地時間16日の打ち上げは18日に延期されたようです)、“第2の地球”発見が促進されるのではと期待されています。

この「TESS」はNASAとMITが共同開発した宇宙望遠鏡で、高性能カメラを4台搭載し、宇宙の85%の方向から届く光を観測できる為、惑星が恒星の前を横切った際の光の弱まりを観測でき、それによりこれまで見つからなかった数千個の惑星(正確には惑星候補)が見つかるものと予想されています。

東京大学の成田憲保助教によれば、この「TESS」で見つかった惑星候補を同氏が開発した惑星判別装置で選別の上、ハワイにある「すばる望遠鏡」で質量を確認し、NASAが2020年に打ち上げ予定の宇宙望遠鏡「ジェームズ・ウェッブ」で大気成分を確認することで、生命が生存可能な惑星が数年内にも見つかるのではとのことです。数年内の“第2の地球”発見!のニュースを期待しましょう。



“第2の地球”を探せ!新型宇宙望遠鏡打ち上げへ | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180417/k10011406401000.html

Wrote: ディー