米AmazonCEOジェフ・ベゾス氏が設立したロケット開発会社ブルー・オリジンが米国空軍のロケット研究所で月面着陸機「Blue Moon(ブルー・ムーン)」のエンジンをテストすることが明かになりました。
ブルー・ムーンは液体酸素と液体水素を燃料とする新規設計のエンジンBE-7を搭載し、3.6トンの物資を月面に運ぶことができるように設計されています。2019年5月のブルー・ムーン発表時は2019年夏からエンジンの燃焼試験を実施すると発表していました。
この実験が行われるエドワーズ空軍基地のAFRLサイトの施設1-42(宇宙環境推進施設)は上層の大気または真空状態を作ることができます。
ブルー・オリジンは2024年までに月に人類を再び送るArtemis(アルテミス)計画をサポートすることも発表していますので、この実験が順調に進めば、アルテミス計画でブルー・ムーンが使われる可能性が高くなるのではないでしょうか。続報が気になりますね。
https://www.space.com/blue-origin-moon-lander-engine-test-site-afrl-lab.html
https://sorae.info/space/20200206-blue-origin-engine.html
Wrote:わたなべ