米AmazonCEOでロケット開発会社ブルー・オリジンを設立したジェフ・ベゾス氏が2019年5月9日、ブルー・オリジンによる月面着陸機「Blue Moon(ブルー・ムーン)」を発表しました。
Today, our founder shared our vision to go to space to benefit Earth. We must return to the Moon—this time to stay. We’re ready to support @NASA in getting there by 2024 with #bluemoon. pic.twitter.com/UqQyMa9Zcn
— Blue Origin (@blueorigin) 2019年5月9日
ブルー・ムーンは新規設計のエンジンBE-7を搭載し、3.6トンの物資を月面に運ぶことができるように設計されています。
BE-7は液体酸素と液体水素を燃料として使用し、2019年夏から燃焼試験を開始する計画で、将来的には他の会社への販売も計画しています。
また、米ペンス副大統領が語った2024年までに月面有人探査を送り込むというミッションについてもサポートするとも発表しています。
こちらの動画に動作イメージの動画がありますが、機体上部に月探査用のローバーを搭載する設計のようです。
また合わせて、先日11回目の試験打ち上げが成功したニューシェパードロケットでの有人打ち上げを年内に実施すると発表しています。
ブルー・オリジンの月面着陸機ブルー・ムーンが発表されました。
これで、アメリカによる2024年までの有人月面探査の成功の可能性が高まったのではないでしょうか。
ブルー・ムーンのBE-7エンジンの燃焼試験はこれからとのことなので、続報を期待しましょう!
過去記事
アメリカ 有人月面探査を2024年までに実現へ!さらに火星へも! | Space News Lab
参考
Blue Origin | Blue Moon
https://www.blueorigin.com/blue-moon
Wrote: わたなべ