ロケットラボのロケットで人工流れ星用人工衛星2号機が打ち上げへ!

 株式会社ALEが同社の人工流れ星実証試験用人工衛星2号機の打ち上げをロケットラボ社のエレクトロンロケットで打ち上げることを発表しました。打ち上げは2019年11月25日から14日間のうちに行われる予定です。人工流れ星実証試験用人工衛星2号機は軌道に投入された後、2020年中に世界初の人工流れ星の実証試験を行うとのこと。

 2019年8月には人工流れ星の実証試験用人工衛星の搭載が予定されていたロケットの打ち上げが2019年11月から延期になったと発表していました。株式会社ALEの発表でも、今回の打ち上げは「予想外の前倒し」との表現となっていたので、元々は2020年中の打ち上げが予定されていたのでしょうか?

 株式会社ALEが実現しようとしている人工流れ星は、人工衛星に流れ星の元となる粒子を載せて、地球に向けて落とすことで流れ星を発生させるというものです。

 過去記事でも言及しましたが、人工衛星を使用する宇宙開発企業にとっては、ロケット側の都合によって、打ち上げが数ヶ月延期になってしまうリスクがあるので、ロケット・ラボやインターステラテクノロジズのような小型ロケットで高頻度に打ち上げを行うロケット開発企業のニーズがあるのでしょうね。

 今回のロケットラボ社のエレクトロンロケットの打ち上げは、WEBサイトでライブ配信されるとのことなので、株式会社ALEを応援している方はライブ配信で打ち上げを見守りましょう!

過去記事

人工流れ星のALE 2020年のプロジェクト実施計画を見直しへ



参考

http://star-ale.com/news/460/2019/11/06/



https://www.rocketlabusa.com/news/updates/next-generation-electron-booster-on-the-pad-for-rocket-labs-10th-mission/

Wrote:わたなべ