株式会社ALEが2020年春に人工流れ星を降らせるイベント「SHOOTING STAR Challenge」の実施計画を見直すと2019年8月8日に発表しました。同社の人工衛星を搭載予定であったロケットの打ち上げが2019年夏から2020年春に延期になったためです。
搭載予定であったロケットについては公表されていないため、延期の詳細な理由はわかりません。
株式会社ALEが実現しようとしている人工流れ星は、人工衛星に流れ星の元となる粒子を載せて、地球に向けて落とすことで流れ星を発生させるというものです。
人工衛星を使用する宇宙開発企業にとっては、ロケット側の都合によって、打ち上げが数ヶ月延期になってしまうリスクがあるので、ロケット・ラボやインターステラテクノロジズのような小型ロケットで高頻度に打ち上げを行うロケット開発企業のニーズがこのような企業にあるのでしょうね。
人工流れ星を降らせるイベントは見直しとなってしまいましたが、人工衛星の開発は順調に進んでいるとのことなので、次の実施計画の発表を期待しながら待ちましょう。
過去記事
2020年春 人工の流れ星が夜空を彩る | Space News Lab
Wrote: わたなべ