イスラエルの企業AlephFarms(アレフ・ファームズ)は国際宇宙ステーションISSにおいて、ロシア製3Dバイオプリンタによる牛肉の培養肉をつくりあげることに成功しました!地球から牛肉を運ばなくても宇宙でステーキを食べ続けられるようになるかもしれません。
この3Dバイオプリンタはロシア企業3D Bioprinting Solutions(3Dバイオプリティング・ソリューションズ)製で、牛の筋肉が再生するプロセスを再現することによって肉を生成しているとのこと。また、この培養された牛肉のサンプルは10月3日に地球上に戻ってきているとのこと。
アレフ・ファームズは世界で初めて細胞培養肉によるステーキの生成に成功したイスラエル企業です。動物から複数の種類の細胞を培養し、3次元に成形することで、食肉を再現する技術を開発しています。3Dバイオプリティング・ソリューションズはバイオプリンターと材料の開発と生産、バイオファブリケーションと医薬品の新技術の開発を行うロシア企業です。
以下、紹介記事からの引用
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アレフ・ファームズは、この実験の目的の一つを、気候変動の中での食糧安全保障の必要性に迫られている今、水や土地が少ない環境でも肉を生成できることを示すことで、地球上の天然資源を節約しながら多くの食料を生産するための直接的な試み、としている。
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このバイオ3Dプリンタによる牛肉の生成は、宇宙飛行士だけで開く、将来の地球環境にとっても良い影響があるかもしれませんね。いつかこの3Dプリンタ製の牛肉が、普通に育てられた牛から作られた牛肉の味を上回る日が来るのでしょうか。楽しみですね。
3D Bioprinting Solutions
https://bioprinting.ru/
https://japanese.engadget.com/2019/10/09/3d/
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/10/3d-6.php
Wrote:わたなべ