スペースワンのロケットの強みとは?

 JBPressがキヤノン電子やIHIエアロスペースらが共同出資して設立した小型ロケット開発会社「スペースワン」社の太田信一郎代表取締役社長のインタビューを掲載しています。記事の掲載は2019年10月2日。同社の強みは組み立てから、打ち上げまでの日数が7日と短い、即応性とのこと。

 小型スペースワンについては、当ブログでも度々情報をお伝えしていますが、キヤノン電子やIHIエアロスペースらが共同出資して設立した小型ロケット開発会社です。スペースワンは「世界で一番頻度が高く契約から打ち上げまでが短い会社」を目指していることが以前から語られていましたが、今回の記事で、組み立てから打ち上げまでが7日と、具体的な数字が出てきました。

 他にも、スペースワン社の考えていることがわかりやすく書かれていますので、ぜひリンク先の記事を読んでみてください。

組み立てから7日で発射、革命的小型ロケットの挑戦

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/57288

 また今年(2019年)の3月にはロケットの射場が本州最南端である和歌山県串本町に決まったことをお伝えしましたが、射場の建設は順調に進んでいるようです。尚、射場は2021年に完成、運用開始予定とのこと。

 インターステラテクノロジズのファウンダーである堀江氏がたびたび話していますが、日本はロケットの打ち上げに適した土地ですので、スペースワン社も早く射場を完成させて、打ち上げを成功させてほしいですね。

過去記事

スペースワン社の目指す未来は?国際航空宇宙展2018で語られたこと




キヤノン電子らの「スペースワン」 ロケット射場の建設地決定!



参考

https://www.space-one.co.jp/

Wrote:わたなべ