スピッツァーが48光年先のスーパーアースを観測

2018年にNASAの系外惑星探査機TESSが「LHS-3844b」と言う星を捉えました。大きさが地球の1.3倍で地表が玄武岩で覆われていると思われる巨大地球型惑星スーパーアースです。
LHS-3844bは主星であるLHS-3844を何と11時間と言う猛スピードで公転しているそうです。
この星をNASAの宇宙望遠鏡スピッツァーが赤外線観測を行いました。

主星との距離が92万7000㎞と近く自転と公転の周期が一致する潮汐ロックの状態だそうです。
スピッツァーの観測によると昼側の面の温度は770度で、夜側の面の温度がマイナス273度と昼夜の差が1000度もあります。
LHS-3844bは大気はないのではと考えられています。
地球型惑星と言う分類ですが表面が火山活動に由来する玄武岩で覆われいるため月の表面に似ていると思われます。

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48光年先の「スーパーアース」は昼夜の温度差が1000度もあった



Wrote: 寺地