ニュージーランドの小型ロケット開発会社ロケットラボが同社のエレクトロンロケットの1段目をヘリコプターを使って回収する驚きの計画を発表しました!
Electron, but reusable. Full details from today's announcement here: https://t.co/O4sygsDbvN pic.twitter.com/G5fRhqmZzG
— Rocket Lab (@RocketLab) August 6, 2019
ロケット・ラボ社はアメリカとニュージーランドのロケット開発会社で、小型ロケットエレクトロンの開発、打ち上げを行なっており、すでに人工衛星の商業打ち上げを成功させています。
この1段目ロケット回収の計画は2段階で進めると発表されています。計画の第1フェーズでは当初は海洋上に着水した1段目ロケットを回収し、第2フェーズでは落下中の1段目ロケットを空中でヘリコプターでキャッチし回収するとのこと。上に埋め込んだツイートの動画はこの第2フェーズのイメージ動画のようです。
ロケットの再利用についても2018年後半から検討を開始しており、2019年6月29日に打ち上げられた機体から将来の再利用のためのデータを取得していたようです。同社はかつて小型ロケットには回収システム用の重量の余裕がないことから、再利用は困難であるとしていたようですが、再利用用のシステムの開発に成功したとのこと。
ロケット・ラボ社がヘリコプターでロケットを回収するとの驚きの計画を発表しました!スペースXやブルーオリジンの様に、自律して着陸するようなものではありませんが、小型ロケットだからできる方法なのかもしれませんね。
Wrote: わたなべ