2019年6月25日にイスラエルの民間団体「SpaceIL(スペースIL)」は「Beresheet2(ベレシート2号機)」は月ではなく他の目的地を目指すと発表しました。
他の目的地についての詳細はまだ明らかにされていません。
This time, we will not go to the moon. Beresheet's journey to the Moon was already received as a successful, record-breaking journey. Instead we will seek out another, significant objective for Beresheet 2.0. More details to follow… pic.twitter.com/W8absyxT1Y
— Israel To The Moon (@TeamSpaceIL) 2019年6月25日
2019年4月に民間で初めて月周回軌道に到達したイスラエルのベレシートは、月面着陸に失敗し、ベレシート2号機で再度月面を目指すとしていました。
ところが、このツイートではベレシートの月への旅はすでに成功と受け止められているとして、他の目的地を目指すとしています。
4月には再び月へ目指すと発表していたのですが、このツイートから2ヶ月の間に、どのような事情の変化があったのか気になります。
確かに、民間で月へ到達したというのは素晴らしい成果で、次は月着陸を成功させることを目指すものと思っていました。
資金面なのか、また他の事情なのかはわかりませんが、次も民間団体として初めての成果を目指して活動を続けて欲しいものです。
過去記事
イスラエルの民間月面探査機 月への着陸失敗! | Space News Lab
参考
スペースIL、ベレシート失敗後の月面着陸を目指さず | sorae:宇宙へのポータルサイト
Wrote: わたなべ