「月に雨が降ってる?!」とNASAが2019年6月7日にツイートし、話題になっています。
It’s raining … on the Moon?! 💦
Scientists have discovered that water is being released on the lunar surface during meteor showers. Get more details: https://t.co/wgtXyXnjMA pic.twitter.com/iK28nAlGiR
— NASA (@NASA) 2019年6月7日
もちろん、月に地球と同じような雨が降るわけではありません。月には地球のような大気はありませんからね。NASAの報告によると、流星雨が月面に降り注ぐことによって、月の表面から水の分子が発生することがあるようです。
月の表面は「レゴリス」と呼ばれるきめの細かい粒子で覆われていますが、表面から約10センチの深さから水の分子を含むハイドレート層があります。月に降り注ぐ隕石のうち、このハイドレート層まで衝撃を与えるものなら、月の表面に水の分子を放出する可能性があるとのこと。
この月の表面に放出された水分子のうち、3分の1は「雨」のように月の表面に戻ります。では、残りの3分の2はどうなるのかというと、宇宙へ放出されます。
この月から宇宙へ放出された水分子は太陽風に乗って、地球にやってきているかもしれません。この梅雨の雨粒に含まれる水の分子が、昔は月にあったかもしれないと思うと、意外と宇宙は狭いと感じられるかもしれませんね。
尚、Youtubeにはさらに詳しい動画がありますので、気になる方はご覧になってください。
「あれ、月に雨降ってない?」NASA公式がツイート | ニコニコニュース
https://news.nicovideo.jp/watch/nw5461597
Wrote: わたなべ