アメリカ 有人月面探査を2024年までに実現へ!さらに火星へも!

2019年3月26日、アメリカのペンス副大統領は「5年以内に」月へ宇宙飛行士を送り込むことを計画していると発表しました。

これまでNASAは2028年までに有人での月面探査を行うとしていましたが、4年前倒しの2024年までに行うことになります。

さらに、将来的には火星に宇宙飛行士を送りこむ計画があることについても言及されています。
この発表に伴って、NASAの特設サイトが公開され、今後のロードマップが記載されていましたので、こちらを記載します。

2019年 商業月面配達
2020年 探査ミッション1 オライオン宇宙船 & SLS打ち上げ
2022年 探査ミッション2 有人の月周回軌道打ち上げ
2022年 月軌道ゲートウェイ初期モジュール組み立て
2023年 ローバーによる無人探査
2024年 月面有人探査
2030年代 火星有人探査

5年以内での再月面探査の実施は実現できたら素晴らしいですね。
しかし、先日当ブログでもお伝えした通り、NASAの大型ロケットSLSの開発が遅れているという話もあり、計画実現の道のりは険しそうです。
上司(トランプ大統領)の無茶振りに対し、なんとか実現可能な方法を模索している部下(NASA)を想像しなくもないですが、将来の火星有人探査まで実現してくれることを期待します!

過去記事



オライオン宇宙船、民間ロケットで打ち上げか

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参考



https://www.nasa.gov/specials/moon2mars/



https://www.space.com/us-astronauts-moon-return-by-2024.html

Wrote: わたなべ