“地球に衝突しそうな直径500メートルの小惑星をはじいて安全な軌道へ移動させるには、重たい宇宙船を10年間に約50回ぶつける必要があるとの研究結果を、米航空宇宙局(NASA)などのチームが26日までにまとめた。”
場合によっては核爆弾も検討する必要があるとのことです。
これは2135年に地球に衝突する可能性がわずかながら懸念されている小惑星「ベンヌ」に対して、重さ8.8トンの宇宙船「ハンマー」をぶつけて軌道を変更することを想定しているそうですが、そんなに危険なの?と疑問に思う方もいるかもしれません。
小惑星「ベンヌ」の衝突確率は現時点で2700分の1だそうですが、直撃すると広島型原爆の8万倍の破壊力があるとされています。
潜在的に危険な小惑星は、地球近傍小惑星の中でも特に地球に衝突する可能性が大きく、なおかつ衝突時に地球に与える影響が大きいと考えられており、”Potentially Hazardous Asteroid”としてリスト化もされています。
List Of The Potentially Hazardous Asteroids | AIU
6500万年前に恐竜が絶滅したのは直径10キロの小惑星が衝突したことが原因とみられていますが、この大きさの小惑星がぶつかる頻度は1億年に1回程度と考えられています。
こんなものが落ちてきたら人類は一溜まりもないかもしれませんね。
小惑星はじき飛ばせる? 衝突阻止に核爆弾も NASAが試算 | 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2856678026032018CR0000
Wrote: ジェイ