アルマゲドンのように小惑星を破壊するのは、考えられていたよりも難しいかもしれません。
ジョンズホプキンス大学で博士号を取得したチャールズ・エル・ミール博士の研究によると、小惑星の衝突をシミュレーションした結果、衝突後の小惑星の破片がそれぞれの重力によって集まり再生するということがわかりました。
そのシミュレーション結果の動画はこちらになります。
2000年頃の研究では、小惑星は衝突の衝撃によって、完全にバラバラになるとのシミュレーション結果が発表されていました。今回発表された研究は、衝突後の小惑星から生じた破片それぞれの重力の影響を考慮した結果、以前とは異なる結果が得られたとのこと。
チャールズ・エル・ミール博士はこちらの記事で、現在地球に向かってくる小惑星を壊さずに別の方向へ向かわせるには、どれだけの力が必要なのかについて研究中だと述べています。
https://earthsky.org/…/study-asteroid-break-up-hard-to-do
新しい事実がわかって過去の研究が否定されるのは、今までの歴史で何度もあったことですが、いつか訪れるであろう地球と小惑星の衝突の前に、この研究結果がわかって良かったと思いましょう。小惑星を破壊したと思ったら、再び集まって結局ぶつかってしまいましたでは、人類が滅亡してしまいますからね。
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『アルマゲドン』の前提が崩壊? 「小惑星は破壊しても再生する」衝撃の研究結果 | AbemaTIMES
https://abematimes.com/posts/5840248
Charles El Mir
hemi.jhu.edu/the-hemi-team/gradstudents/charles-el-mir/
Wrote: わたなべ