地球帰還直後は重力に慣れが必要?宇宙飛行士が歩行トレーニングの様子を公開

国際宇宙ステーション(ISS)から帰還した宇宙飛行士の地上での歩行トレーニングの様子がTwitterに投稿されています。

https://twitter.com/Astro_Feustel/status/1075889929119547393

公開したのは、帰還したNASAの宇宙飛行士、アンドリュー・フューステル(A.J. (Drew) Feustel)氏。197日のISSでの滞在を経て、2018年10月4日に地球に帰還しました。動画には、ふらつきながらゆっくりと歩いているフューステル氏と、その周りに彼が倒れないように見守っている人(トレーナー?)が数人が写っています。

宇宙では重力が弱くなることから、長期間の滞在すると筋力が弱くなるので、ISS滞在中の宇宙飛行士は毎日筋力トレーニングのメニューが組まれているのですが、それでも、地球帰還直後は重力に慣れていないためか、歩くためのトレーニングが必要になるのですね。

宇宙ホテルに滞在する宇宙旅行が一般的になった未来には、このようなトレーニングが不要になるようなソリューションが必要になるのではないでしょうか。


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米宇宙飛行士、地球の重力に新たに慣れようとする様子を動画で公開【動画】 – Sputnik 日本
https://jp.sputniknews.com/science/201812245743152/



国際宇宙ステーションへのクルー交代/ソユーズ宇宙船交換ミッション(54S) – 宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター – JAXA
http://iss.jaxa.jp/iss/flight/54s/

Wrote: わたなべ