11月26日火星に着陸した火星探査機インサイトですが、この程ロボットアームに取り付けられたカメラ「Instrument Deployment Camera 」を使って初めての自撮り撮影を行ったそうです。
公開された自撮り画像は11枚の画像を合成したものです。
見た限り傷ついたところもなく綺麗な状態が確認できます。
今回公開されたのは自撮り画像だけでなく、探査機周辺の火星表面の画像もあります。
これは今後の探査に向けて観測装置を設置する場所の選定するための画像だそうです。
設置する観測装置は「火星地震計SEIS」「地中熱流量計測装置HP3」、3〜5メートルの地中に設置する「温度計測装置Heat Flow Probe」です。
また、インサイトは画像の他に、火星の音も捉えました。インサイトにはマイクが搭載されていないのですが、気圧センサーで捉えた火星の風による大気の振動を音として届けてくれたのです。火星の音は人類が初めて聞くものなので貴重ですね。
インサイトの今後の本格的な探査も楽しみです。どんどん新たな情報を届けてもらいたいですね。
火星探査機インサイトが現地で自撮り。装置の設置場所も撮影 | sorae:宇宙へのポータルサイト
「火星の風の音」初めて地球に届く。インサイト探査機の2つのセンサーが収録 – Engadget 日本版
https://japanese.engadget.com/2018/12/08/2/
Wrote: 寺地