内之浦宇宙空間観測所がある鹿児島県きもつき町を知ってほしい！クラウドファンディング公開中

JAXAの内之浦宇宙空間観測所がある鹿児島県肝属（きもつき）郡肝付（きもつき）町を知ってもらおうとするクラウドファンディングのプロジェクトがクラウドファンディングサイトmakuakeにて公開されています。

「日本のロケット打ち上げ場の場所は？」と聞かれて、鹿児島県の種子島と答える人は多いのではないのではないでしょうか。
鹿児島県には種子島だけではなく、内之浦宇宙空間観測所があるのです。

JAXAの内之浦宇宙空間観測所は世界でも珍しい山の中にあるロケットの射場です。近年ではイプシロンロケットの射場として使われており、
科学観測ロケットや科学衛星の打上げ、それらの追跡、データ取得などを行なっています。

小惑星イトカワの由来である“日本の宇宙開発の父”と呼ばれる糸川英夫氏によって1962年に開設された東京大学鹿児島宇宙空間観測所が内之浦宇宙空間観測所の前身であり、「はやぶさ」が打ち上げられたのも、この内之浦宇宙空間観測所です。

ロケット発射場がある肝付町を知ってほしいとのことで、１万円以上支援をした場合のリターンに「宇宙の町ガイド」がついており、このプロジェクトを進めている「きもつき宇宙協議会」の「宇宙の町ガイド」が知る人ぞ知る肝付町の宇宙スポットを案内してくれます！
尚、現地までの交通費は自己負担とのこと。

現地にはいけないが、支援をしたいという方には、肝付町産お米2kgとジュースの詰め合わせなどがついたリターンなども用意されています。
募集期間は2018年11月29日までですので、支援をしたい方はお早めに！

この機会に支援を行なって、内之浦宇宙空間観測所のある「肝付町」を訪れて、宇宙関連スポットを巡ってみてはいかがでしょうか。
もっと宇宙開発を応援したくなると思いますよ。

Wrote: わたなべ

Space News Lab