中国が火星へ探査機を送り込む！？

中国国家航天局の幹部が2020年代に2機の探査機を火星に送り込む計画を発表しました。どちらの探査機も火星に着陸して探査を行い、２機目はさらに火星から採取したサンプルを地球に持ち帰る計画となっています。

火星探査といえば、当ブログでも度々活躍をお伝えしているアメリカのキュリオシティが有名ですね。キュリオシティは既に5年以上活動を続けています。

過去の火星探査の歴史を振り返ると、非常にトラブルの多いミッションであることがわかります。アメリカの探査機以外に着陸後の探査を行えたものはありません。ロシアはソ連時代に２機の探査機を着陸に成功させましたが、直後に通信が途絶えてしまっています。

中国は過去に一度火星周回衛星をロシアのロケットで打ち上げましたが、失敗に終わっています。今度の挑戦は中国自身のロケットでの挑戦となるようですが、無事着陸し、探査を行うことができるのでしょうか。
近年宇宙分野では活躍が目覚ましい中国なので、この火星探査の行方も気になりますね。

過去記事

キュリオシティがとらえた、砂嵐に霞む火星

Wrote: わたなべ

Space News Lab