先日、Twitterで思わずリツイートした映像が記事になっていましたので紹介します。
中国の宇宙ベンチャー企業 重慶零壱空間航天科技(ワンスペース)のロケットOS-X1の打ち上げを、中国の人工衛星「吉林一号」が非常に綺麗な動画として撮影することに成功しました!
Truly god view, Jilin-1 video satellite shot @OneSpace01 OS-X1 suborbital rocket's launch at JSLC this noon. pic.twitter.com/KposRHZc4D
— dafeng cao (@dafengcao) September 7, 2018
ワンスペースは当ブログでも過去に紹介したことがありますが、2015年に設立された中国の宇宙ベンチャー企業です。今回打ち上げに成功したロケットOS-X1は全長10.2m、直径0.85mの大きさで高度35キロまで達しました。前回打ち上げた同社初のロケット打ち上げに成功した「OS-X両江之星」は全長9mでしたので少し大きくなっていますね。
人工衛星「吉林一号」の映像を見てもらえばわかりますが、ロケットがカメラの中心になるよう追跡するのに成功しています。
ロケットの打ち上げを地上から撮影した映像はよく見ますが、宇宙からロケットの打ち上げを捉えた映像はなかなかないのではないでしょうか?
この貴重な映像を捉えたのが中国の人工衛星というのも、中国の技術力のレベルの高さを示すもののように思えます。
先日、中国のメディアがロケット開発の技術力はまだ中国よりも日本の方が上と報じる記事が発表されましたが、近年の中国の宇宙関係の技術力の発展は目を見張るものがありますね。
Launch of the OneSpace OX-S1 ‘Chongqing Liangjiang Star’ suborbital rocket | Youtube
Wrote: わたなべ