JAXAによると、小惑星探査機「はやぶさ2」は今月6日、リュウグウの重力を計測するために、高度851mまで接近したと発表しました。
6月27日にリュウグウに到着後、7月21日には6キロ、8月1日には5キロと少しずつ高度を下げる運用をしていましたが、8月6日にはリュウグウの重力を計測するための3回目の降下を実施し、自由落下状態で851mまで達したところでエンジンを逆噴射させて上昇したとのことです。
最低高度に達する直前の高度1250mからとらえられたリュウグウの表面を見ると、表面は直径10mほどの岩や細かな石ばかりだったとのことで、リュウグウには水を豊富に含む鉱物が存在するとされてきましたが、先日の赤外線センサーでの観測結果と同様水気は検出されなそうな結果となりました。
今後は8月下旬に着陸地点を決め、9~10月にも着地して岩石の採取を行います。
その後、2019年末までリュウグウに留まり、20年末に岩石を地球に持ち帰る予定となっています。未知の世界の今後のアップデートに期待しましょう。
>リュウグウまで851m!宇宙の「竜宮城」に水はなかった!? | ハザードラボ
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Wrote: ディー