星同士の衝突でまきちらされた放射性元素を発見

ハーバード・スミソニアン天体物理学センターのTomasz Kamińskiさんたちの国際研究チームが、地球からおよそ2000光年の距離にある「こぎつね座CK星」を観測したところ、周囲に漂うアルミニウムの放射性同位元素などを電波により観測しました。放射性同位元素を含む分子が太陽系外で発見されたのは初めてです。

このこぎつね座CK星は1670年頃に恒星同士の衝突によって明るく輝くのが各地で観測されましたが、現在は20等級程の明るさで肉眼では見えなくなっている星です。

今回発見された放射性同位元素はその衝突の際に宇宙空間に放出されたと考えられており、研究チームは今後も放出量や衝突時の状況について研究を進めていく予定です。

研究が進み、天体の状況がより詳細に分かるようになってもらいたいですね。



星同士の衝突でまきちらされた放射性元素を発見 – アストロアーツ
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10084_ck_vul

Wrote: ケイ