月に残されたゴミが将来観光名所に！？

人類が月面に残してきたゴミの総量はどれくらい有ると思う？と聞かれたら、月面にゴミなんてあるの？と返されそうですが、実は月面には100トンをゆうに超える人類が残してきたゴミがあります。

人類が最初に月へ物質を送り込んだのが1959年のことです。このときはソ連が打ち上げた人工衛星「ルナ2号」で、打ち上げ時の質量が390kgとその推進装置が月面に衝突しています。

暫くはソ連の人工衛星が月へと送り込まれましたが、遅れること3年、1962年にアメリカのレインジャー4号が月面に衝突しました。

その後もソ連、アメリカによる月探査活動が続けれ、その後を追ってヨーロッパ、日本、インド、中国なども探査のために月に大小さまざまな探査船を送り込んだ結果、2014年時点でなんと189トンものゴミが月面上に残されているようです。

将来月面旅行が気軽に行えるとなると、月に残されたゴミが観光名所となる可能性があるようです。

もし、月面に行けるようなことがあれば、NASAが月面に立てた星条旗と一緒に写真を撮ってインスタグラムにUPしてみたいです。

Wrote: t.hirai

Space News Lab