はやぶさ2が目的天体の小惑星りゅうぐうに到着するまで1ヵ月を切りました。
加速に使っていたイオンエンジンも停止し、軌道調整用の別のエンジンで航行する予定です。

はやぶさ2は予定の軌道を進んでいますが、りゅうぐうは正確な位置までは観測では特定出来ていないため、誤差は最低130km程あると見積もられています。
今後はりゅうぐうの軌道をはやぶさ2の観測機器で特定し、周囲に障害物がないか注意しながら接近していきます。

りゅうぐうには生命の起源を明らかにする物質が宇宙初期の状態から保存されていると考えられており、はやぶさ2は観測の他にサンプルの採集も計画しています。
初代はやぶさのように、地球に戻ってきてもらいたいですね！

予定では2020年末頃に地球へ帰還します。

はやぶさ２、往路大詰め　小惑星接近へ軌道調整 カメラで正確な位置把握　| 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO31251280R00C18A6TJM000/

Wrote: ケイ