スペースXが2018年後半までに計画していた月周回旅行を2019年以降に延期すると、ウォールストリートジャーナルが報じています。
この計画は同社のファルコンヘビーロケットを使用して、有人版ドラゴン宇宙船(ドラゴン2)に2人の民間人を乗せて月周回旅行をするというものです。
先日、ドラゴン2の画像が公開されていましたが、技術的な問題からこのドラゴン2を使用した打ち上げの日程は流動的であるとも報道されていました。
もともと、この月周回旅行計画が発表された2017年2月の時点で発表された日程通りに進まないだろうとの懸念が出ていましたが、惜しくもその通りになってしまいました。
宇宙船に搭乗予定の2人の民間人は公表はされていませんが、すでに巨額の手付金を支払い済みとのことなので、計画が遅れて悔しい思いをしていることでしょう。
民間企業の手によって、宇宙旅行が実現されるのは大いに期待が膨らみますね。スペースXの早期の有人ロケットの打ち上げ成功と月周回旅行の実現を期待しています。
参考
スペースXの商業月周回旅行、2019年半ば以降に延期か | sorae:宇宙(そら)へのポータルサイト
スペースX、宇宙飛行士運ぶ「有人型ドラゴン」最新画像を披露 | sorae:宇宙(そら)へのポータルサイト
【解説】月周回旅行、スペースXの実現力は? | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/c/030200031/
Wrote: わたなべ