2018年5月10日に、今回が第3回の開催になる「宇宙ビジネスカンファレンス(SPACETIDE2018)」が行われました。
SPACETIDEの様子について、日本発の民間月面無人探査を目指すチームHAKUTOのメンバー石田真康さんが書かれた記事を紹介したいと思います。
カンファレンスでは、主な3つの目標を元に議論が行われたそうてます。
- 業界をリードする議論を行うこと
- 宇宙ビッグデータ活用における事例やデータの取り扱い、セキュリティ、料金設定
- 月を開拓領域とする、建てる/探る/作る/住む/の技術開発例紹介
- 若田光一さん(JAXA理事)によるプレゼン
- 軌道及び深宇宙分野における議論
- 世界と日本の宇宙ビジネスをつなげること
- ロケット開発や打ち上げにおける、国/業界/大手/中小/ベンチャーを越えた事業拡大
- 新たな宇宙ビジネス生態系をつくること
- 国主導から民間ビジネスへ
- 国による宇宙ベンチャー支援策、投資や新たな民間パートナーシップなど
今回は事業開発、マーケッター、エンジニア、起業家、投資家、政府関係者、学生、その他と多種多様なバックグラウンドの中でも宇宙ビジネスに関わっていない人の参加が多かったとのことです。
カンファレンス内容を見ると、宇宙からのデータ活用は宇宙のビジネスというより、民間企業がデータを使っていかに消費者が欲するサービスを作っていくかという議論に主眼が置かれていて、普通のビジネスと変わりがないように見えますね。
また、今まで国や大手企業のビジネスというイメージが大きかったロケットの開発や打ち上げにおいて、スタートアップ企業の活躍が更に活発になることで、宇宙ビジネスへの参入にチャレンジする有志が集まって、良い相乗効果が出てきそうですね。
今後の宇宙ビジネス拡大が楽しみです!!
Wrote: Sunny+