5月22日、民間のロケット会社であるスペースXが自社のロケット「ファルコン9」を打ち上げました。
今回の打ち上げにはNASAの人工衛星「GRACE-FO」とIridium社の「Iridium Next」という人工衛星を載せていました。共に目標の軌道に投入し、打ち上げ成功でした。
また一つスペースXの打ち上げ実績が増えました。
スペースXのロケットの特徴は燃料タンクとエンジンの着陸ですが今回は元々再使用の物だったため行われなかったようです。
また、スペースXでは現在有人宇宙船ドラゴン2の開発も進んでいます。年内にも打ち上げ予定でしたがちょっと遅れているようです。
これが成功するとISSへの宇宙飛行士の輸送をスペースXが担うことになるようです。
民間企業による有人飛行が可能になってくるといよいよ宇宙旅行が実現するのでしょうか?期待したいです。
GRACE-FOは「Gravity Recovery and Climate Experiment Follow-On」の略で、最低5年間の運用期間で地上の海洋や氷の変化を記録し、地球の重力の研究や気象観測に利用されます。またIridium NextはIridium社による衛星コンステレーションのプロジェクト名で、今回は5つの通信衛星が投入されました。
スペースX「ファルコン9」打ち上げ成功 NASA「GRACE-FO」と「Iridium Next」投入
Wrote: 寺地