NASAが2020年に打ち上げ予定の火星の車輪付き探査機「マーズ2020」にヘリコプターを搭載すると発表しました。その名も「マーズヘリコプター」です。
このヘリコプターは地球とは全く違う火星の大気中でも、ちゃんと飛べるのかを確認するためのものです。火星は重力が3分の1だけど大気の密度が100分の1なので揚力を得るのが難しいのです。これに対応するためマーズヘリコプターは通常の10倍の回転パワーを持っています。火星での飛行試験は5回行う予定です。
地球上でも個人でドローンを飛ばして普通では撮れないような映像を撮影して楽しんでいますが、マーズヘリコプターは火星でどんな映像を撮るのか楽しみです。
ー引用ー
マーズヘリコプターは備え付けの太陽電池でリチウムイオン電池に充電し、火星の夜の寒さ対策として加温装置も備える。地球上の管制官の指示を受信・解釈し、自律的に行動するよう設計されている。
30日間で5回の飛行試験を行う計画で、1回ごとに飛行距離を伸ばし、最終的には数百メートルの飛行を目指す。
ー引用終わりー
参考URL
NASAが「火星ヘリコプター」計画を発表 居住可能性など調査へ | ライブドアニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/14705074/
NASAの次期火星探査機にはヘリコプターが搭載される | ライブドアニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/14716255/
Wrote: 寺地