天の川銀河の塵の分布のアニメーションが公開!

 欧州宇宙機関の宇宙望遠鏡ガイアや、その他の観測データなどを利用する対話型ツールを用いた新しいデータに基づき、天の川銀河に存在する塵をモデル化したアニメーションが発表されました。

 このアニメーションは、地球の近くから銀河の中心に向かって約 13000 光年離れたところから見た塵の蓄積を示しています。明るい色が塵が多い箇所を示しています。

 太陽系の近くでは塵は渦を巻いていますが、遠くに離れていくと、銀河面に沿って塵が集中していることがわかります。また、銀河面の上と下にある 2 つの「窓」のような領域があることもわかります。

 今回発表されたアニメーションのように観測されたデータを動画にすることで、わたしたちにもわかりやすいデータになっていますね。今回発表されたアニメーションが今後の研究に活かされることを期待します!

参考URL

天の川銀河の塵の分布をアニメーション化。深宇宙の観測に適した「窓」も明らかに



https://ras.ac.uk/news-and-press/news/deep-dive-dusty-milky-way


Wrote: わたなべ