ALEの人工流れ星計画は3号機で2023年に実施?

株式会社ALEの人工流れ星が2019年12月に打ち上げた実証試験用人工衛星2号機では実現出来ないことが判明したため、実証試験用人工衛星3号機で2023年での実現に向けて計画を変更すると発表しました。

宇宙空間での超高真空状態の影響で摩擦が大きくなったことで人工衛星2号機の流星源の粒を放出するための機構が正しく動作しなくなった可能性が高いと発表されています。

ALEの人工流れ星実証試験用人工衛星2号機は、もともと2019年11月に打ち上げられる予定が2020年以降に延期され、2019年12月に前倒されての打ち上げでした。

世界初の人工流れ星の実現を目指すALEですが、宇宙空間での真空の影響で人工衛星の機構が狙いの動作をしなくなったとのこと。現在は3号機に向けて従来よりも高真空にできる機器を導入したとプレスリリースにありましたので、早期の3号機の打ち上げと人工流れ星の実現を期待しましょう!

過去記事

ALEの人工流れ星用人工衛星2号機が打ち上げ成功!


参考

https://star-ale.com/news/2020/04/20/000161.html


Wrote:わたなべ