火星に初めて活断層が発見されたと、アメリカ地球物理学連合(AGU)の年次大会で発表されたとナショナルジオグラフィックが報じています。これは2018年11月に火星に着陸したNASAの火星探査機「インサイト」が火星の地表に設置した火星地震計で観測したデータを解析した結果によるものです。
火星に活断層帯、初めて発見、M3〜4の地震を観測: NASAのインサイトが観測した過去最大級の地震の震源域は、地質学的に若いケルベロス地溝帯でした。科学者らが騒然としています。「言葉にできない感動です」とも。 https://t.co/8TIsZTCbkn #ナショジオ
— ナショナルジオグラフィック日本版 (@NatGeoMagJP) December 27, 2019
今回の発見に繋がった火星の地震計が観測されたのは、火星の赤道近くのケルベロス地溝帯と呼ばれる場所。このケルベロス地溝帯は火星の中では比較的最近できた地溝帯とのこと。最近と言っても約1000万年経っていないレベルとのことですが。
今回発表された記事では、火星の地震計でどのようなデータが得られたのか詳しい事は分かりませんが、この結果から、火星の内部構造の解明につながるかもしれません。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/122700763/?P=1
Wrote:わたなべ